カウンセラー大西の
『私がどうしても結婚したかった理由』

結婚したい理由は人それぞれ、十人十色です。
しかし、いきなり「なぜ婚活しているの?」と聞かれも、
結婚したい理由は漠然としている人も多くいるのではないでしょうか。

イメージを膨らませるために、参考までにカウンセラー大西の個人的な「結婚したかったワケ」について赤裸々にご紹介させていただきます。

あなたの答えを導くための一つのヒントになれば幸いです。

「わたしがどうしても結婚したかったワケ」

  • 負の連鎖にはまっていく婚活
  • 私の『結婚したい』理由ってなんだろう
  • 『結婚して家族を幸せにすること』が幼少期からの夢
  • 自分の『なぜ』が分かったら、婚活がうまくいかない理由も分かった
  • ようやく婚活が軌道に!

負の連鎖にはまっていく婚活


私は26歳のとき、婚活パーティから婚活をスタートしました。

土日は毎週参加し、
誰が誰だかよく覚えていないまま連絡先を交換し、
デートしても続かないその後…。

思ったより上手くいかない婚活に少し焦りを感じた私は次に、
街コンジャパンの

『月額1980円で婚活パーティ参加し放題プラン』

に登録。
平日夜も仕事終わりに参加したり、土日は1日3つ以上のパーティに参加したりと、
『数打てば当たるだろ!』精神でとにかくたくさんの異性に会いまくりました。

参加したパーティで出会った異性の数はおそよ600人。

幸いパーティではマッチングもするし、デートもできる。でも、結婚を見据えて付き合いたいと思う人はいない。

なんでこんな無謀なことしてるんだろ…。

 

婚活パーティに限界を感じた私は、今度はマッチングアプリに登録。
初めは抵抗あったものの、アプリを通して異性と会う経験を1度するとそんな気持ちも忘れ、
マッチングした相手と一人一人、アポを取って時間とお金を使ってひたすら会いました。

26人と会い、うち6人と付き合ったけれど、結局それも全員と破局……。

いよいよ自分が分からなくなり、苦しくなっていきます。

 

私ってそもそもなんで結婚したいと思ったんだっけ?
結婚してどうなりたいんだっけ…?

 

考えても納得する答えは見つからない。
というより、なんとなく、自分の『なぜ』に向き合う気持ちになれない。

でも結婚はしたい。

そんな気持ちから、私は自分の核心と向き合うことから逃げ続け、最終手段として結婚相談所へ入会。
幸い、入会してわずか半年後に出会った人と成婚退会することになりました。

 

しかし。
婚約指輪も買ってもらって新居への家具も揃えて、入籍の準備も万全に整った状況で
婚約破棄…!
その時私はもう29歳になっていました。

 

どうしてこんなにうまくいかないんだろう…。
何かを変えないと、きっとまた同じことの繰り返しになってしまう…。

ここでようやく私は、今まで散々逃げてきた、

『結婚したい理由』

と向き合うことを決めました。

私の『結婚したい』理由ってなんだろう


どうしてそこまでして結婚相手を探したいの?
自分自身に問いかけてみました。

1番最初に出てきた答えは、

『誰かを幸せにすることで、私も幸せになりたい』。
『幸せにしたいと思える人が欲しい』。

もちろん、周りが結婚してるからとか、結婚というステータスが欲しいとか、経済的に安定したいとか、そういう気持ちもたくさんあったけど、最も根底にあったのはこの気持ちです。


そして次に、私は自分自身に問いかけました。

なぜ、幸せにしたい人が欲しいの?
なぜ、誰かを幸せにしたら、自分も幸せになれると思うの?

…すると、ふと、思い出しました。

 

そうだ。この気持ち、今に始まったものじゃない。
もうずーっと前から、ずっと小さい頃からそういうふうに思ってた。

なぜなら、双子の妹が産まれてから、ずっと寂しかったからだ。
やっと自分の気持ちが紐解けていく感覚がしてきました。

 

『結婚して家族を幸せにすること』
が幼少期からの夢


私が3歳のころ、一卵性の双子の妹が誕生しました。

一度に二人の赤ちゃんのお世話をしながら、長女である私の相手と、料理や洗濯に掃除などの家事で、当時母は本当に大変だったと思います。

父の転勤により縁もゆかりもない京都の端っこに住んでいて、家事育児をサポートしてくれる人も身近にいない環境だったし、

唯一頼れるはずの父は仕事が忙しく、帰宅は深夜で、土日も会社に行っていた状況でした。

母にとってはまさに、今で言うワンオペ状態。

子どもを授かった今の私なら、当時の母がどれだけ家事育児に追い詰められていたか、
どれほど辛く大変だったか、痛いほど分かるけれど、

3歳だった当時の私にはもちろん、母の気持ちなんて理解できません。

 

今までいっぱいの愛情を注いでいてくれていた母が、突然違うところにいっちゃった。
私は突然、ひとりぼっちになった。
「おかあさん」って呼んでも、なぜか怒られて、振り向いてももらえない。

ちょっと粗相をすると鬼の形相で叱られ、双子が歩けるようになった時には、
母の両手はいつも双子が握ってる。


私は双子と母が3人仲良く手を繋いだ姿を後ろで羨ましく見つめながら、
一生懸命その後をついて歩く。

 

寂しかった・・・・。

 

あなたはもういらない子。邪魔な子。
余計なことばかりする悪い子。

 

そう言われているような気がずっとしていました。


もちろん今となっては、子育てに必死だっただけというのは分かるのですが。
中学に上がっても、高校生になっても、
大学生、社会人になってもずーっと、やっぱり双子だけ優遇されている気がして。

 

私がすると怒られることも、双子がすると何も言われない。
私には、100点満点のテスト、いい大学、いい就職先を求めて怒るのに、双子には自由にさせる。

これもまた、今となっては、長女だからこそ期待をしてくれていたのだと理解できるけれど。

 

でも、3歳から、大人になった26歳まで、
正直に言って家が窮屈だった…
幸せを感じたことは、なかった…

 

『大人になったら、結婚して、自分の幸せな家族をつくるんだ』
『家族ができたら、絶対に幸せにするんだ。私がされて嫌だったことは、絶対にしない』

3歳から、ずーっとそう思って、生きてきたんだった。


私がこんなに辛い思いをしてまで婚活を続けていたのは、幼い頃からの夢を叶えるためでした。
幸せを感じられなかった幼い頃の家庭環境を反面教師にして、
大人になったら絶対、自分の家族を幸せにする。
そして、自分自身も幸せになる。

これが私の、結婚したい理由だと気付きました。

 

自分の『なぜ』が分かったら、
婚活がうまくいかない理由も分かった


なぜ結婚したいか、結婚してどうなりたいかが明確になると、
自然と婚活へのモチベーションは変わります。

 

『幸せにしてあげたいと思える人と結婚して、できれば子どもを授かって、自分が子どもの頃してほしかったことをたくさんしてあげたい』。

 

『母親だけでなく父親にも育児に参加してもらって、家族みんなで一緒に作った料理を一緒の食卓で笑いながら食べてみたい』。

 

『子どもを授からなかったとしても、夫になった人をずっと愛して、死ぬまで夫婦仲良く暮らしたい』。

 

だから今は、そういう未来を手に入れるために、婚活を頑張るんだ!!
自然とそう思えました。

どうして今、自分が苦しいことに立ち向かっているかの理由が分かってくると、
気持ちも行動も前向きになれたのです。

また、自分の『なぜ』に気づくと同時に、今までの自分が相手にばかり求めていたことにも気付きました。

パートナーとなる人を幸せにしたいという思いがあったのに、

「この人は私を分かってくれない」
「私のして欲しいことをしてくれない」

と、自分のことは棚に上げて、自分本位の態度ばかり取ってたな。

「この人のこの考え方が嫌だ」
「こういう性格してる人は無理」

とか、常に相手を『選ぶ』視点しか持っていなかったな。


結婚したい理由が紐解かれると、それに伴って自分を客観的に冷静に見ることができるようになり、
婚活で出会う異性との向き合い方も変わっていきました。

ようやく婚活が軌道に
 

相手に選んでもらえる女性になろう。

求めるばかりでなく、

相手に自分は何をしてあげられるかを考えよう。

やっと婚活に対する心持ちやマインドを変えることができました。

すると、今まで何をしてもうまくいかなかった婚活が急に前に進むようになっていったのです。

結婚相談所での活動では、お見合いから仮交際に進む確率が格段にアップしたし、

婚活パーティでは「全然良い人いない!」と毎回思っていたのに、
「えっ、あの人もこの人も結構いいかも」と思うことが多くなりました。

心が軽くなり、人の良いところが、悪いところよりも先に目につくようになりました。
そして、この心境でたまたま参加したパーティで出会ったのが現在の夫。

 

ここまで付き合ってきた異性は累計8人。
誰とも上手くいかなかったのに、夫とはトントン拍子でお付き合いが進み、
付き合って1年目の記念日に入籍する運びとなりました。

自分が結婚したいと思った理由が明確になったからこそ、出会った人たちとの向き合い方を改め、
そして変えることができ、

結果的にそれが結婚へとつながったのだと思います。

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