千葉県松戸市を中心に出張、全国各地オンラインで対応可能です。
結婚しなくても幸せになれる今の時代に、あなたが結婚したいと思うのは、なぜですか?
婚活は、『未来の自分が幸せになるための活動』だと分かっていても、
「そもそも結婚しないと自分は幸せになれないのだろうか」
と疑問が浮かび、婚活を続けていくエネルギーを失ったり、途中であきらめてしまったりすることもあるでしょう。
そんな時、
「自分はなぜ結婚したいのか」「結婚することで幸せになりたいと思ったのは、なぜか」
について、納得のいく答えを持っているかどうかで、
負のスパイラルから脱却できるかどうかが決まります。
なぜなら、結婚したい理由が自分の中で明らかになっていれば、
苦しいときも原点に立ち返れるからです。
将来の夢もそうです。
例えば、「看護師になりたい」という夢を持って試験勉強を頑張っていた時。
何度も国家試験に落ち、苦しい思いをしたとしても、「看護師になりたい理由」が明らかになっていれば、
辛い勉強も実習も乗り越えられますよね。
婚活も同じ。行き詰ったら、どうしてあなたは結婚したいのかについて、
原点に立ち返って考えることがとても大切です。
といっても、
結婚したい理由はこれ!とはっきり言える人は少なく、
多くの人は漠然としているのではないでしょうか。
そこで今回は、あなたが「結婚したい」理由を紐解いていけるよう、簡単なワークをご紹介します。
ぜひこのワークを参考に、あなたがどうして結婚したいのか、
自分の納得のいく理由をじっくり考えてみてください。
腑に落ちる理由が見つかれば、
行き詰った婚活を今後どのように変えていくべきか、見えてくるでしょう。
参考までに、恋婚ちばブライダル 代表カウンセラー大西の、「私がどうしても結婚したかった理由」について、赤裸々に皆様にご紹介します。
ご興味のある方は、イメージを膨らませるためにぜひご覧ください。
まずは、世の中の女性が考える「結婚したい理由」についてご紹介します。
上記は、全国14か所に結婚式場を展開するアニヴェルセルが、首都圏・関西に在住の20歳~36歳の男女1,374名に聞いたアンケート調査を行った結果です。
圧倒的に多かったのは、「子供が欲しいから」という理由でした。
結婚はいつでもできるけれど、妊娠・出産できる年齢には限界がある。
その現実をふと突きつけられるシーンって、仕事やプライベートにおいても多くあるのではないでしょうか。
筆者(弊社代表カウンセラー)は、29歳の時に受けたブライダルチェックで
卵子の数が極端に少ない体質であることが分かり、
今まで深く考えてこなかった妊娠・出産に対して急に焦りを抱くようになりました。
他にも、姪っ子や甥っ子が生まれたり、子どもと一緒に仲睦まじく遊ぶ友人家族をSNSで発見したりすると、
「いいなぁ」「私も早く…」と、結婚したい気持ちが高まる女性はきっとたくさんいることでしょう。
出典元:『アニヴェルセル株式会社』https://www.anniversaire.co.jp
男性の「結婚したい理由」の1位は、なんと「さみしいから」!
2位の「家族・家庭を持ちたいから」というのも、「さみしい」という気持ちの延長線上にある理由とも言えますね。
男女共働きが当たり前の時代になってきましたが、それでも、男性にとって地位や名誉のある仕事に就き、お金を稼ぐことは、人生においてとても重要なものとして位置づけられていることに変わりありません。
外で必死に働き、疲れて家に帰ってきたとき、
あるいはケガや病気をして一人暮らしの日常に不憫や不安を感じたとき、
自分を気にかけてくれる妻がいたら…温かいご飯を誰かと一緒に食べられたら…
このように、仕事以外の癒しの場として「家庭」を求める男性は多いでしょう。
出典元:『アニヴェルセル株式会社』https://www.anniversaire.co.jp
ここまで、世の中の男女の「結婚したい理由」について
ランキング形式でご紹介させていただきました。
では、次はあなたです。
結婚なくても幸せになれるこの時代に、あなたが結婚したいと思っている理由はなんでしょうか。
一緒に考えていきましょう。
やっていただきたいことは簡単です。
スマホのメモか紙を用意して、あなたが結婚したいと思う理由を3つ書いてみてください。
この時大切なのは、「本音で書くこと」です。
誰にも見られませんから、普段、外向けに使っている婚活理由があったとしてもいったん手放して、
本当の気持ちを書いてみてください。
次に、あなたが本音で書いた「結婚したい理由」の3つを、以下の視点で客観的に見て、どちらに当てはまるか考えてみてください。
◎ポジティブな理由か、ネガティブな理由か
◎自分が主体的に変わるための理由か、相手に自分を変えてもらうための理由か
例を挙げて考えてみましょう。
「結婚して仕事を辞めて楽な生活がしたい」
「仕事から疲れて帰ってきたときに身の回りのことを全部やってくれる人がほしい」
「家庭を持って社会的信用を得たい」
「親にそろそろ結婚しなさいと言われたから」
「家業を継いでくれる人がほしい」
例えばこれらは、すべて、結婚すれば「相手が」、自分の現状を変えてくれるという認識のもとで出てきた回答です。
また、
「結婚とはこうあるべき」(=「相手が自分を幸せにしてくれるもの」)
と強く捉えている傾向がある人の回答です。
もちろん、結婚したい理由に正解はありませんし、どんな理由であれ、それががあなたの本音なら、
真っ向から否定するべきものでもありません。
しかし、その理由を婚活でお相手の異性に話したら、お相手はどんな反応をするでしょうか。
あるいは、その本音の理由を、初対面の相手に正直に話すことができるでしょうか。
少なくとも、
「そういう理由で婚活しているのですね!とてもポジティブで素敵ですね」
とはなりませんよね。
結婚したい理由に正解はありませんが、あなたが本音で書いた3つの理由の中に、2つ以上、
上記のような、ネガティブで、結婚を「相手が自分を幸せにしてくれるもの」として捉えている内容のものがあれば、
それは考え方や心持ちを変えていく必要があると言えます。
なぜなら、その理由で婚活していても、相手にばかり求めてしまうので結局うまくいかないからです。
結婚に対する考え方を次のように変えてみましょう。
×結婚することで、現状の自分の悩みや不安が「解消」され、
「パートナーが」、自分を幸せにしてくれる
↓
◎結婚することで、現状の悩みや不安はパートナーと「共有」され、
幸せは、結婚してから「ふたりで作る」
このように考え方を変えるだけでも婚活で相手に与える印象は格段に上がります。
また、結婚してから新たに出てくる、相手に対する不満や文句に対しても、
二人で「共有」し、そして「許容」し合い、
さらにその過程を、「一緒に幸せを作っていくために必要なこと」だと前向きに考えることができます。
あなた自身の、結婚に対する考え方を、
相手にばかり変化を求める「依存」ではなく、
楽しいこともつらいことも「共有」して「許す」思考に変換することによって、
婚活がうまくいくだけでなく、その後の結婚生活でお互いにより理解を深め、
お互いを思いやるあたたかな家庭を築くことにもつながるのです。
これが最後のSTEPです。
「自分と相手に完璧を求める」思考を一度手放してみてください。
結婚すれば相手が自分の現状を変えてくれると考えている人は、自分に対しても相手に対しても完璧主義な傾向にあります。
「家事・育児は私が完璧にやるから、年収の高い人がいい」
「自分は仕事を完璧にこなして稼いでいるから、パートナーは自分に見合う美人か、家事が完璧か、稼いでいる人がいい」
極端に言えばこういう考えです。
もしあなたがそのような心持ちでいるとしたら、これを機にその考え方は手放すことをお勧めします。
なぜなら、
結婚とは二人でゼロから未来をつくっていくものであり、
お互いが寄り添い試行錯誤を繰り返しながら、
ゆっくり成長して出来上がるのが夫婦だからです。
なので、結婚前に、お互いが完璧である必要は全くないのです。
結婚前も、結婚後も、欠点があったっていい。
一緒に人生を歩む過程の中で、欠点も弱さも一つひとつ「共有」しながら、「補い合って」いけばいいのです。
最初から、新品の家具が整えられた、おしゃれで便利な家が与えられているとしましょう。
そこでお互いが自由に、自分の使いたいように家具を使って、今まで通りそれぞれが「完璧」な生活をしていても、
一人で暮らしていた時となんら変わらない生活であり、人生ですよね。
結婚して、何もないガランとした空間に、自分たちでお気に入りの椅子やテーブル、食器などを揃えたり、
足りないものを少しずつ買い足したりして理想的な暮らしを一緒に創り上げていくことに意義があり、
それが次第に幸せや楽しさになっていくのです。
ぜひ、結婚するためには何かが完璧でなければならないという思考を手放し、
結婚は、二人でゼロから築き上げていく二人だけの未来だと考え、
明るくポジティブに捉えてみてください。
弊社無料相談にぜひお越しください。
オリジナルの自己分析・自己理解シートを使って、まずはあなた自身の気持ちや想いを一緒に掘り下げていきましょう。
「過去」「現在」「未来」に焦点を当てて、
その中で共通する、あなたの「ずっと変わらない考え」について明らかにしていきます。
そこから少しずつ、あなたの結婚したい理由について紐解いていきましょう。
自分のことは意外と自分で分かっていないものです。
これがあなたの中でしっくりきて、腑に落ちたものになればなるほど、
婚活が進むようになります。
一緒に前に進みましょう。